犬との暮らし

犬を飼ってから後悔しないために確認すべき最低限の5つのこと

2018-09-09

飼ってから後悔しないために確認すべき最低限の5つのこと

ども。
まつばなな(@matsubanana)です。

読んでくださっている方は、わんこに興味がある方もそうでない方もいらっしゃると思いますが現在犬を飼っていない方は自分の家にわんこがきたらどんな風に生活が変わってしまうのか想像したことはありますか?
また、犬を飼っている方は今のような生活になることを想像できましたか?

ちなみにわたし自身は犬と暮らしていませんが、実家の母が衝動買いをしてきました。

可愛い!癒してもらえる!飼いたい!

こんな風に思ったそうです。
結局、母はお世話をしきれずに(朝早くから夜遅くまで働いているため)わたしがほぼ毎日シッターに行っています。

よく聞きますね。
「ちゃんと毎日面倒見るから飼いたい」と言ったにも関わらず、言い出しっぺではないひとがお世話しているパターン…。

こんな風にならないために、犬と生活するとどんな風になるのか、をお話ししていきたいと思います。
あくまでまつば家のパターンなので、すべてに当てはまるわけではありませんが、ちょっとは犬との生活を想像する手助けになるかと。

それでは、具体例を挙げながらお話していきます~。

ちびわん
ぼくはお世話してもらわないと生きていけないんだ
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目次

その1 犬を飼うための費用を知っておくこと

まずはそう、お金です。

犬を迎えるためには、年間どれだけの費用が必要になるんだろう…と思ったことありません?

我が家のちびわんは十数年ぶりに迎えたわんこで、わんこ用品はゼロからの購入でした。

犬を飼うための初期装備(はじめての犬の場合)

  • ケージ又はクレート
  • トイレトレー、排泄物用の蓋つきのごみ箱
  • 寝具(クレートで寝かせる場合でも季節により毛布など)
  • リード・ハーネス、首輪類
  • 食器、給水器類
  • ケア用品(ブラシなど)

だいたいこんな程度ですが大型犬であればそれぞれの物のサイズも大きいので、より価格が高くなります。

初期費用は最低3万円ほどかかりました。(ちびわん/小型犬の場合)

場合によっては、マイクロチップの費用などもかかります。

犬を飼うための年間/消耗品

  • トイレシーツ
  • ごはん代(わんこサイズにより増加)
  • 医療費(狂犬病予防、ワクチン接種、フィラリア予防など)
  • おもちゃ
  • 時間(人間の)

年間ではざっくり最低6万ほどですね。時間はプライスレスです。笑
この費用はこだわればもっと上がりますし、わんこのサイズが大きくなれば全てにおいて上がります。

医療費については最低限のものです。ここに健康診断(血液検査など)がかかってくるとまた一気に金額が跳ね上がります。

たしか血液検査は項目にもよりますが、1回2万円くらい・・・・・・

犬を飼うときの費用

  • 初期費用に約3万円
  • 年間費用に約6万円

その2 犬と人間の生き物としての違いを知っておくこと

わんこは人間とは違う生き物です。
「わかってるよ」という声が聞こえてきそうですが、人間は往々にして「犬」を擬人化しがちですし、しすぎです。

それはわんこが人間と感情の表し方が似ていることと、彼らがわたしたちに寄り添うところから生まれるのですが、「あくまでも人間とは違う生き物なんだ」ということは最低限理解して迎えなければタイトル通り後悔する場面がでてくるかもしれません。

犬とは使う言語が違う

まず言語が違います。
わんこは吠えて伝えることもありますが、基本視線やボディランゲージ(カーミングシグナルなど)で話しかけてきます。

身体の向きやしっぽの振り方など注意深く見てあげないと相手の気持ちを察することができません。

よく「無駄吠え」と言いますがわんこはなにかを伝えたいから吠えるんですよね。

例えば子どもがお母さんになにかを伝えたくて泣いていることがありますが、それを「無駄泣き」とは言わないはず。
言語が違うから、伝え方も違うと感じます。

犬とは食べられるものが違う

つぎに食べられるものが違います。
犬はとても人間に近い食性をしていますが、食べても消化できないものや、最悪の場合死んでしまうものもあります。

ドッグフードや犬用のおやつしかあげないから大丈夫、ではなく食べられないものをきちんと把握しておかないと万が一食べてしまったときの対処が遅れてしまいます。

事前に確かめておいて、細心の注意を払って食材は管理したいところ。

犬とは習性が違う

そして習性が違います。

これは種族が違うので当然ですが、眠るときや排泄ひとつとっても違いますね。

狼になぞらえて「穴倉の中を好む」などど言われますが、いざ暮らしてみるとわんこもふかふかのベッドが好きなんだなと思うことが多いです。

ちびわんもふかふかのベッドが大好き。実際に暮らしてみないと分からないことですよね。

 

排泄についても全然違います。

犬は本来家の中で排泄をしたがらない生き物にも関わらずトイレトレーでさせようとするのですから、最初は上手くいかなくて当然です。
わんこの中には家でしたくない、と自分の意思を持って我慢してお散歩の時しか排泄しない子もいます。

さらに社会性の非常に高い生き物なので、1日たった数回の散歩はとても大切です。(おしっこはわんこのSNSなんて言われたり)

他の犬たちの気配や臭いを嗅ぎ、季節を感じ、のんびりとお散歩をする。
それを1日数回で満足してくれるのだから、とても寛大な生き物なのかもな~と思ったりします。

こうした習性を理解せずに、または無視して一緒に住もうとすると悲惨な未来が待っている…かも。

犬たちには犬種特性以外にもちゃんと「性格」がある

「犬」と一口に言っても、様々な種類がいます。
チワワもグレートデンも同じ犬です。

そして、それぞれの進化(家畜化)の過程で選択・獲得してきた特性や性格があります。

この犬種は独立心が強いだとか、この犬種は人間と一緒に作業がするのが好きだとか、それぞれ傾向がありますがあくまても傾向であり犬も人間と同じように性格、個性があります。

しっぽを振らないかもしれない。
散歩が苦手かもしれない。
撫でられるのが好きじゃないかもしれない。

ちなみに、うちのちびわんは未だにしっぽはあまり振らない子です。
(追記:迎えて3年経って、やっとチラホラ振るようになってきました。何がキッカケかは分からないまま)

迎えたいわんこが決まっていたとしても、「どんな性格の犬種なのか」「どんな環境で育ってきたのか」を一度調べてよく考え、自分の性格やライフスタイルと相性の良いわんこかどうかを見極めることもとーーーっても重要です。

その3 犬を迎えることを家族はどう思っているのか確認しておくこと

必要なものも揃えたし、性格も自分に合いそうだ。いざ、わんこを迎える・・・その前に、家族はどう思っているのでしょうか?
わんこは一人でお世話をするのは、無理とは言いませんが難しいです。当然、みんな学校に行ったり、働いていたりするので、わんこのためには家族の協力は得られた方が良いですよね。

その家族は、わんこを迎えることをどう思っているでしょうか?

もし反対されているのであれば、迎えた後のことをよりリアルに想像できているからこそ反対するのかもしれませんね。
もし自分に置き換えたときに、自分が家に来ることを望まない家族が居たらどう思いますか?

なにか都合が悪くなったら「捨ててこい」と言われるかもしれません。
わんこが原因で喧嘩をしてしまうかも。

わんこはそんなこと望んでいませんし、人間もそんなことは望んではいないと思います。
こころよく迎えてあげるために、ベッドなどの物だけではなく人間関係もふくめて環境を整えてあげたいですよね。

 

その4 犬の預け先を確保しておくこと

家族が多ければ多いほど預け先には困らないと思いますが、例えば冠婚葬祭などはどうでしょう?

家族全員で出席したとき、わんこはどうしますか?お留守番ですか?遠方で泊りがけだったら?

そんなときのために、預け先は複数確保しているほうが安心です。

ペットホテルでも良いのですが、ケージに入れっぱなしでお散歩もオプションで付けないと行ってもらえないところもありますよね。

オススメは個人宅でお預かりをしてくれるところです。わたしも、ちびわんを迎えたあとに毎日検索しました。

お留守番が2~3時間という場合は、ペットシッターさんに自宅に来てもらう方がわんこによっては負担が少ない場合もあります。(この時間の留守番で?と思われる方はわんこたちの時間の感じ方や、どれくらいの時間ひとりきりにしたらストレス行動が出始めるのかについて調べてみてくださいね。)

その時々で、わんこにとってより負担が少ない方をチョイスできると安心ですね。
個人宅でお預かりをしてくれるところも、探せば意外とあるものです。(個人宅␣ペットシッター␣地域名、などで検索しました)

我が家は個人でのんびり営業している、シッターさんにお願いしています。写真や動画もたくさん送ってくれますし、ちびわんも嬉しそうにでかけていくので大変助かっています。

≪参考リンク≫
DogHuggy|近くの愛犬家の家でお泊りできる予約サイト
GREEN mom.|GREENDOGが運営するペットシッターサービス

その5 犬と一緒に暮らせる家であること

わんこを迎える予定のお家は、そもそも動物と暮らせるお家でしょうか?
「実は犬飼っちゃダメなんだけど、みんな飼ってるし平気平気」と言われる方を見かけますが、これは結構危険です><

もし「あなた犬を飼っていますね。契約違反です。退去してください」と家主さんに言われたら、退去せざるを得ませんし、損害賠償を請求されることだってあります。

CMでもときどきやっていますが、動物愛護センターにわんこを持ち込む方のなんと14%が本人、つまり飼い主さんが持ち込むんだそうです。

理由は人それぞれですが、引っ越しや面倒が見切れなくなったからなど人間都合のものが実はとても多いんだとか。

 

動物愛護センターに連れて行けば誰かのおうちに行けるだろう、と考えている方が多いようですが、次のおうちが見つかるわんこは運がいい子です。

悪ければ、殺処分が待っています。
密閉された部屋へわんこを押し込み、ガスで窒息させて命を奪われる。きっと、とても恐ろしく、苦しい思いをしながら、亡くなるのでしょう。

もしわんこと一緒に引っ越すとなっても、人間にもわんこにもとっても負担がかかってしまいますね(金銭的にも)。

環境を整えて迎えたほうがハッピーです^^

犬を飼って後悔しないために

犬を飼って後悔しないために

  • 犬を飼うための費用を知っておくこと
  • 犬と人間の生き物としての違いを知っておくこと
  • 犬を迎えることを家族はどう思っているのか確認しておくこと
  • 犬の預け先を確保しておくこと
  • 犬と一緒に暮らせる家であること

わんこって可愛いですよね。

違う種族の生き物と暮らすということは容易ではありません。

わんこにも人格(犬格?)があり、感情もあるので怒ったり悲しんだりします。言語が違うので、最初はお互いに気持ちが伝わらなくて大変です。
わんこもわたしたちの意図を必死に解ろうと人間を観察しています。意思疎通が叶ったとき、人間も嬉しいですが、わんこも得意そうな嬉しそうな顔をします。

人間に寄り添い、慰めてくれる存在が欲しくて犬を飼いたいと思われるのだと思います。でもそうなるには、長い道のりがあります。

もしかしたら、人間に都合の悪い行動をするかもしれません。
時々、思い通りに動いてくれないかもしれません。

それでもあなたは犬を飼いたいですか?

それでも一緒に暮らしたい、と思える方はきっとどんなことがあっても後悔しないのでは、と思います。

ちびわん
とちゅうでやめられないよ

 

 

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