文章を書いていると、誤字や脱字がどうしてもどうしてもどうしても出てきてしまいますよね。
そんなときに使いたいのが、ライティングの支援サービス!
わたしも現在はライターとして活動することも多く、いくつかのサービスを使って誤字脱字や表記ゆれがないように注意して執筆をしています。
今回はライティング支援サービスのなかでも、有名な「文賢」について紹介しますね。
【文賢】公式サイトへ
文賢はたしかにオススメのサービスなのですが、個人的な印象としてはブログ記事の執筆などへの支援サービスとしては過剰。ライターとして記事を企業に納品しているような、「ビジネス」としてがっつり活動している方向けかなと思います。
あとは、ライティングの右も左も分からないよ~という方にもオススメかも。
「文賢」はこんな方におすすめ
- ブログなどより、ビジネス寄りの文章を書きたい
- 誤字脱字をチェックしたい
- 正しい日本語を使えるようになりたい
- 語彙を増やしたい
- クライアント指定の文章ルールが多くて忘れそう
では、文賢のサービスについて紹介していきます!
目次
ライターで注意したいことが「誤字・脱字」や「語彙不足」
冒頭でもお話ししますが、ライターとして注意したいこととしては、誤字・脱字ですよね。
さらにそれを修正せずに記事を納品してしまうことは絶対に避けたいところ。
何度も見直したのに、誤字・脱字があった――ということは、誰でも一度は経験していることだと思います。
また、記事作成を重ねていくなかでぶち当たるのが、語彙不足。
ライターとしての経験が浅いころには、語彙が不足して同じような言い回しになってしまいがちです。
ライターとして注意したいポイント
- 誤字、脱字
- 語彙不足
こうしたことを未然に防ぎ、クライアントからの信頼を得るために使っておきたいのが、ライター用のサポートツールやサービスです。
「文賢」は誤字・脱字の発見、文章アドバイスまでサポート
今回紹介するのは、「文賢」という文章作成アドバイスツールです。
文章の推敲、校閲や自分で決めた独自ルールに基づき、アドバイスをしてくれるサービスで、ブラウザで利用できます。
「視点が変わる、言葉が変わる」というキャッチコピーの通り、「文賢」を使うことにより、自分自身の視点が変わり文章をチェックする観点が変わります。
「文賢」は有料サービス!導入費用など
文賢は有料となっていて、利用には下記の料金が必要となります。
- 導入:11,880円(税込)
- 月額:2,178円(税込)/年額:26,136円(税込)
買い切りではなく、導入時に約1万、使い続ける限り約2千円(年額2万6千円)かかる仕組み。更新料などは不要で、導入すればずっと月額約2千円で利用できます。
そのため、ライター業で最低2千円以上稼いでいてペイできる方におすすめです。
2千円に満たない場合は、ひとまず無料のサポートツールやサービスを利用する形でよいと思います。
「文賢」は無料でのサンプル利用などはない
文賢には、「初月無料」だったり、サンプル利用できるものはありません。
しょっぱなから先ほど紹介した金額、約1万4千円程度が導入費用としてかかってきます。
これに対して、頻繁に文賢のサービス説明会が設けられていて、しっかり使いこなせるように配慮されています。
「文賢」を導入して使うメリット
文賢は購入してしまえば、すぐに使えるのがポイントです。
文賢自体で必要な設定などはなく、チェックしたい文章をフォームにコピペして、数秒待つだけの超簡単設計。
文賢でできることは大きく4つあります。
文賢でできること
- 文章表現
- 校閲支援
- 推敲支援
- アドバイス
この4つのツールがあり、それぞれのツールをクリックすれば問題のある部分がハイライトされるようになっています。
文章表現は、文章に関連するワードのことわざだったり意味を表示してくれるので、語彙が増えます。(ただの関連するワードなので、関係ないものがでている場合もあります)
わたしは基本は、校閲・推敲支援を使うことが多いです。
校閲支援…文章に誤りがないか、誤字・脱字をチェック
推敲支援…文章の読みづらい部分がないかチェック
校閲は文章の誤りや誤字・脱字について指摘してくれます。たとえば、「理容」は「利用」の誤りでは?などですね。
推敲は文章が読みやすいかどうかをチェックしてくれます。たとえば、半角・全角で表記がそろっているか…「12g」のように途中だけ全角になっている場合などに指摘が入ります。また、漢字で書かれている単語でひらがなのほうが読みやすい、ひらがなで書いているがカタカナで書くほうが読みやすい、などとても細かな部分のアドバイスをしてくれます。
さらに、音声読み上げの機能もあるため、校閲・推敲が終わったらそのまま音声読み上げをして誤字・脱字がないかチェックできて便利です。
まだ、独自の文章校閲ルールの設定ができ、クライアントからの指定表現がある場合に役立ちます。
たとえば、「私」を「わたし」と表記してほしいなどご希望があれば、登録しておけば間違いを指摘してくれます。ここは、わたしとしても、とっても役立っているのでおすすめポイントです^^
「文賢」を導入して使うデメリット
さて、とても優秀な「文賢」ですが、わたし個人としてデメリットだなと感じたのはこちらです。
文賢のデメリット
- 誤字脱字チェックの機能が精度高くない
- 休会制度がない(解約費は不要)
- 再度導入するのに約1万円かかる
「文賢」の誤字・脱字チェックは完全ではない
さまざまな角度から文章チェックが行えますが、完璧ではありません。
結局、最後は目視でチェックすることになります。
これは「文賢」がどうのこうのというよりは、文章の前後の流れまでは完全に把握できないからです。ここは、他のサービスと変わりありませんね。
たとえば、「理容の仕事を」という文章があったとして、これを「利用の仕事を」という誤字をしていたとしても、発見できるサービスは現状ないかなと思います。
ただし、先ほども紹介しましたが文賢には「音声読み上げ機能」もあるので、目視と併用して利用すれば誤字・脱字の撲滅に近づくと思いますよ^^
「文賢」には休会制度がなく、再導入は約1万円かかる
もうひとつのデメリットは休会制度などがなく、再導入にまた約1万円を払う必要があることかなと思います。
もし「ちょっとライティングの仕事がないから休会したいな」と思っても、休会制度はなく解約のみ(解約費は不要)となっています。解約後に文賢を再度利用したい場合は、再度導入料金を支払う必要があるため、解約にも注意が必要です。
わたしもちょっとライターの仕事が今月は少ないな…となった際に、ひとまず休会しようと調べたのですが、解約・再導入しかできずに、なくなく月額料金2千円を納得がいかないまま払い続けています。笑
とても便利なのですが、導入時の1万円が大きな出費だな~と感じます。
「文賢」がビジネス系記事におすすめ!と思ったお役立ちポイント
冒頭にもお話しした通り、わたしは文賢はビジネス向けの文章を書くときに便利だなと思いました。
たとえば、「カメラマン」と記載した場合に、「差別的な用語になるかも。フォトグラファーと表記したほうが」と提案してくれたり。
ほかにも、「キューピーマヨネーズ」と記載していたら、「正式名称はキユーピー」と教えてくれたりします。(「ユ」が大文字なんですよね)
もちろんこのあたりはブログでも配慮したほうがよい部分ではありますが、個人的なメディアというよりは中~大規模のメディアに必要になるツールかなという印象でしたね。
「文賢」の解約・退会方法
文賢のマイページにアクセス・ログインし、「定期支払をキャンセルする」をクリックすれば解約手続きが行えます。
「定期支払のキャンセルが完了しました」と表示されればOKです。
ただし、何度も言いますが、再度導入するには1万円かかります。
わたしは約1年間ほど文賢を導入して使ってきましたが、自分で運営するブログの校閲などに使いたい程度なら無料ツールで十分かなという所感ですね。
さいごに
今回は文賢について紹介しました。
文賢の一番のデメリットは解約するのに勇気がいることだと思います。
休会制度や、導入料金がもっとお手頃になればいいのにな〜なんて。笑(個人の意見です!笑)
わたしも誤字・脱字にいつも悩んでいて、「ササッ」と発見してくれるサービスはないものかな~なんていつも探しています。
もっとよいサービスがあれば、また紹介したいと思います。
詳しく見てみる>>> 【文賢】公式サイトへ